長編第5作「ヒノマル戦隊ドースンジャー」

制作年 2008年

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概要

20XX年、日本国は存亡の危機に立たされていた。国民のほぼ100%が冬眠状態に入ってしまったのである。ところが、運命のいたずらか、最後の一団が冬眠しようとしたそのとき、宮本武蔵、坂本龍馬、松尾芭蕉、光源氏、卑弥呼の5人の霊が冬眠装置の誤作動によって呼び出される。そして、いにしえより度々日本の歴史を混乱に陥れたとされる物の怪「ネムリ」も彼らの後を追うようにやって来る。果たして彼らはネムリに打ち勝つことができるのか?そして、日本を救うことが出来るのか?

なぜ今この作品なのか

「生きる」とは「起きる」ことではないか?「平和ボケ」と言われて久しい日本は、いまだ起きずに眠り続けているのではないか?誰もがその名を知っている日本史に残る重要人物たちの架空の絡み合いをコメディタッチで描きつつ、この問題、そして日本の行く末について考えてみたい。